【聴力検査で“難聴の疑い”!?】…からの、まさかの展開にズッコケた話
数日前、学校から帰ってきた息子の連絡帳に書かれていたひとこと。
「本日の聴力検査で、難聴の疑いがあるため、受診をおすすめします」
えっ……な、難聴!?
急展開すぎて、一瞬頭が真っ白に。
妻(母)と相談し、妻が耳鼻科へ連れて行くことに。
「大丈夫かな…」「まさかほんとに?」と、ドキドキしながら待つ私。
そして、帰宅した妻に「どうだった?」と聞くと、開口一番、
「うん、めちゃめちゃ聞こえとるって。なんなら平均より良いらしい(笑)」
…えええぇっ!?
こっちはモヤモヤして待ってたのに、まさかの“スーパー耳”認定。
あまりのギャップに思わずズッコケそうになりました。
でも、なんとなく心当たりがないわけでもなくて。
たぶん――
検査のときに先生が「聞こえたら手をあげてね」と言ったとして、
息子の頭の中では「……(え、今かな?あれ?まだ?)」みたいな静かな混乱が起きてたんじゃないかと。
少し場面緘黙の傾向もある息子なので、静かな教室、初対面の先生、周囲の空気――
いろんな要素が重なって、「手をあげる」というミッションがうまく遂行できなかったのかもしれません。
聞こえてるけど、聞こえたって言えない。
うん、なんか彼らしいなぁと思って、ちょっと納得してしまいました。
まあ、結果的に耳は元気そのもので、何より。
でも、これを機に改めて「検査って、“できる・できない”の前に、“安心できる雰囲気”も大事なんだなぁ」と感じた出来事でもありました。
ちなみに、今は家で私の声にもバッチリ反応してます。
…まぁゲームしてたり興味ないことの話をしている時は、マジで聞こえてないのかなこの子は?
と心配になりそうな時はあるんですけどね(笑)
今日も、小さな出来事に一喜一憂。
でもそんな日々が、なにより愛おしいです。